1日1食生活を始めて1年半が経ちました。
1日1食生活のことを友人に話すと、「食事の回数減らしてダイエットしてもリバウンドしそう」などと心配されることがあります。
僕が1日1食にしている理由はダイエットではないのですが、どうもダイエットとして捉えられることが多いですね。「どれくらい痩せたの?」とか聞かれることもありますし。
1日1食について書いている他の方のブログ記事を読んでも、ダイエット効果について語られているものが多い気がします。
そこで、この記事では1日1食生活によるダイエット効果について、僕個人の経験からお伝えしようと思います。
1日1食にして痩せるかどうかは人による
1日1食生活にして僕はどれくらい痩せたのかというと・・・少なくとも1日1食生活を始めたことによって痩せたということはありません。
この1年半で確かに少しは痩せていますが、それは家でお酒を飲むのをやめたりお菓子を食べなくなったからで、1日1食を始めたタイミングでは体重は変わりませんでした。
一方で、同じ時期に1日1食を始めた妻は痩せました。
元々妻は1回の食事量は少なかったのですが、食事回数が多かったんですね。朝昼晩3回の食事の間にも常に何かをつまんでいましたし。
そんな妻が1日1食で痩せたのは、1回の食事で3回分以上の食事量を食べることが出来なかったからだと思います。つまり1日1食にすることでトータルの食事量が減ったのです。
僕はというと、1日1食にすることで、晩ご飯を思う存分食べるようになりました。
それまでの晩ご飯は、白いお米や麺類を避けておかずのみ食べるなど、健康に気を遣って少し我慢していました。
1日1食にしてからは、晩ご飯を満喫するまでとことん食べています。
つまり僕の場合、 1日1食にしてもトータルの食事量は変わっていないのだと思います。
痩せるには「消費カロリー>摂取カロリー」
結局のところ痩せるための大原則は、シンプルに「消費カロリー>摂取カロリー」ということなんでしょう。
食事の回数を減らしたとしても、摂取カロリーが変わらなければ痩せないということです。
僕はわりと大食漢で、たとえばパスタだったら食べようと思えば3人前くらいなら普通に食べます。ラーメン屋に行けば、ラーメン大盛り+チャーハン+ギョウザ+ビールです。
1日1食生活をはじめるにあたって「夜は好きなものを好きなだけ食べていい。お酒もお菓子もOK」というルールを最初に設定しました。思う存分食べているので、おそらく夜だけで3食分(!)食べているのかも・・・
*家での晩酌は今ではやめています。やめて1か月で2kg痩せました。お酒をやめるメリットについては、こちらの記事をご覧ください。
1日1食にしたところで、その1食でチャーシューとギョウザ食べながらビール飲んで、大盛ラーメン食べて、〆にデザートなんか食べてたら・・・
成人男性が1日に必要とするカロリー(約2500kcal)を1食で超えてしまいます。 1日1食にして太るなんて事も。
ダイエット目的で1日1食にチャレンジする場合もやはり、消費カロリー>摂取カロリーを押さえておかなければならないということになります。
痩せるとはかぎらないけど、1日1食生活のメリットはたくさん
1日1食を始める前に『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』という本を読みました。その著者の三枝成彰さんは、以下のように話しています。
私は30年にわたり1日1食を続けています。1日1食にしたのは、痩せるためでも、健康になるためでも、悟りを開くためでもありません。全力で仕事に取り組むためです。
無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!(P3)
この一文にも「痩せるためではない」とありますが、1日1食にしたからといって痩せるとはかぎらないことはこれまで見てきたとおりです。
実際に三枝成彰さんは身長171cmで体重70kgということですから、痩せ型の体型とは言えませんね。
晩ご飯はほぼ外食で、お酒が大好き。デザートの羊羹もほぼ毎日楽しむということですので、やはりある程度の食事量はとっていいらっしゃるのでしょう。
三枝成彰さんの引用にもあるとおり、痩せるとはかぎらないにしても、1日1食にはたくさんのメリットがあります。
- 時間とお金の節約
- 仕事の集中力が維持できる
- 食事のことについて考えなくてもよくなる
僕は1日1食生活の素晴らしさを知り、もう1日3食には戻れないと感じています。
こちらの記事にまとめているので、ぜひ読んで見てください。
さいごに:1日1食のススメ
繰り返しになりますが、痩せるには食事回数ではなく食事量(摂取カロリー)を減らなければなりません。
妻は痩せましたが、僕は痩せませんでした。
ただ夕食に好きなものを食べて、お酒も飲んでお菓子も食べていながら、体重は増えていません。我慢することなく思いっきり食事を楽しんでいるので、食に対する満足度は1日3食のときと比べて格段にあがっています。
そして、1日1食にはほかにもメリットがたくさんあります。
この記事を読んで少しでも1日1食に興味をもってくださったのであれば、1日3食の人は1日2食からでもいいので、食事回数を減らしてみたらどうでしょうか。
試してみて合わなければやめればいいだけですから。何も失うものはありません。
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