お湯だけで髪も身体も顔も洗う生活を始めて、もう7年になります。
脱シャンプー、脱ボディソープ/石鹸をしてから、髪のベタつきやニオイ、肌荒れ、痒みが改善されました。そしてお金や時間の節約にもなりました。
まさしくいいことずくめだったので、次の「脱」のターゲットとして歯磨き粉に目を付け、歯磨き粉を使わないで歯を磨くようにしたのです。
歯磨き粉を使わなくても、口がベタつくとか気持ち悪いとか、そういうことは一切ありません。
逆に歯磨き粉の泡立ちによる「磨いた」感がないので、よりしっかり磨くようになります。細かいところまで磨けるようになり、気持ちが良いんです。
歯の定期検診に行った際にも「よく磨けてますねー」とほめていただいたし、口の中は以前よりも健康になったように思います。
ところが、です。
歯磨き粉を使わなくなったら、歯が黄ばんだ
しばらくして、歯の黄ばみが気になり始めました。
歯磨き粉を使っていた頃の歯の状態を写真等に残していないので、正確にはどの程度黄ばんだのかは分からないのですが。ただ自分の実感だけでなく妻からの指摘もあったので、黄色くなったことは確かでした。
おそらく原因は一日5~6杯は飲んでいたコーヒーです。
歯の黄ばみが気になると、口を開けることを躊躇するようになります。Zoomなどのオンラインミーティングでは自分の顔が映りますが、無意識のうちに口をなるべく開けないようにしゃべっている自分に気付きます。
そのうち発言も少なくなり、ミーティングの内容も頭に入ってこなくなっちゃうんじゃないかと思ったり。
仕事への影響もそうですが、何より歯が黄色いと老けて見えるし清潔感がありません。
ということで、急いで黄ばみ対策を探し始めました。
市販の歯磨き粉の多くは、界面活性剤を含んでいる
今まで通りに歯磨き粉を使うことには抵抗がありました。というのも。
冒頭でお伝えしたとおり、歯磨き粉を使わないことでしっかり歯を磨くようになり、口が健康になりました。これは歯磨き粉を使わないことによるメリットだと思っていたからです。
また「脱」歯磨き粉をし始めた理由の一つに、「合成界面活性剤」があります。
脱歯磨き粉をする前は、どこにでも売っているような市販の歯磨き粉を使っていたのですが、その歯磨き粉には「合成界面活性剤」が含まれていました。
僕はこれまで、脱シャンプー、脱ボディソープ/石鹸をして界面活性剤を使わなくなったことで、髪のベタつきやニオイ、肌荒れ、痒みから解放されました。
ご存じの方も多いと思いますが、この界面活性剤は強力な洗浄力をもっていて頭皮や皮膚を痛めつけてしまいます。
強力な洗浄力をもつ界面活性剤は、口に入れるのもなんだか嫌です。飲み込んでしまうことだってありそうだすし。
よって歯の黄ばみを無くすにあたり、界面活性剤が含まれていないホワイトニング効果のある歯磨き粉を探すことにしました。
界面活性剤が含まれていないおすすめの歯磨き粉
色々と試してみましたが、こちらの商品が一番のオススメです。
界面活性剤が使われていないのはもちろん、そのほかに発泡剤、研磨剤、防腐剤、着色料、鉱物油が使われていません。
成分の99%がヒドロキシアパタイトで、残りの1%が食品原料のみを使用したメントールです。
ヒドロキシアパタイトは何かというと、
歯や骨といった組織の主成分である水酸化リン酸カルシウムのことであり、化学式はCa10(PO4)6(OH)2で示される。(中略)
公益社団法人日本薬学会 薬学用語解説
生体親和性、特に骨への親和性が高く、人工骨等のバイオマテリアル(生体材料)として利用される。
ここに「生体親和性、特に骨への親和性が高く」とありますが、生体親和性(生体適合性とも言います)が高いというのは、
生体適合性とは “材料を生体内に使用した際に、材料が生体に優しく、副作用など有害な影響を与えない。また生体からも生体環境の影響を受けずに良くなじむ性質” をいいます。すなわち、異物反応を引き起こす程度が低い材料ほど、生体適合性は高いということになります。
Gunze Solution Project
回りくどくなってしまいましたが(汗)、要するに人体に優しく有害ではない歯磨き粉ということです。
Amazonの商品説明にも書かれていますが、有害ではないので子どもや妊婦さんでも安心して使えるます。
黄ばみへの効果
肝心の黄ばみへの効果ですが、僕は1日2回(朝と晩)使用し、1週間後くらいから効果を感じ始めました。
10日後には家族も気がつくほど黄ばみがなくなりました。
(写真でお見せできれば分かりやすかったかもしれませんが、使用前を撮り忘れてました・・・。白くなったとは言え、40歳オーバー中年男の口なんてキレイなもんでもないのでご容赦ください)
Amazonの別の方のレビューをみてみると、3日~2週間ほどで効果が出てくるようです。
その他の特徴
珍しい粉状の歯磨き粉で、乾いた歯ブラシにつけて使います。
こんな感じ。
泡立ちは全くないですが、それは身体に悪い発泡剤が入っていない証拠。
またホワイトニング効果があるからといって、歯にしみたりといったことは一切ありません。
メントールが入っているので、味?に関しては他の歯磨き粉と同様です。
デメリットは値段か?
あえてデメリットをあげるとすると、値段が高いことかもしれません。
僕が買ったのは30日~60日用で、値段は2,000円を超えます。
ただ30日~60日用というのは、推奨されている使用回数(1日に最低2回、出来れば3-4回)に従った場合です。
僕の場合、いったん黄ばみが取れてからは使用回数を1日2回から1日1回(夜のみ)にしていて、それでも黄ばみのない状態は維持できています。
60日以上経ってもまだ使い切っていないので、僕のような使い方をすれば3か月程度はもつと思います。
それを考えても、歯医者にいって定期的にホワイトニングをしてもらうよりは、コスパははるかにいいと言えます。
さいごに
数年前に歯医者でホワイトニングをお願いしたことがあります。
通院するかたちでのホワイトニングでは確か4~5万円。気軽に払えるような金額ではなかったので、ホームホワイトニング(マウスピースを作ってもらい、自宅でホワイトニングする)を試しました。
やり方はマウスピースに薬剤をいれて、1日2~3時間装着するというもの。
正直2~3時間装着し続けるのはしんどく、効果がでるのも数週間かかるというのもあって、結局は途中でやらなくなってしまいました。
そんな経験もあり、黄ばみをとるのは大変だという思い込みがありました。
ですがこの歯磨き粉は、いつもの歯磨きのついでにホワイトニングできるし、その気軽さと身体への優しさ?が気に入っています。
歯医者でのホワイトニングにハードルの高さを感じている人も、気軽にホワイトニングを試してみたい人も、健康マニアの方も、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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